MLB幹部 メッツが来季元編成本部長のデビッド・スターンズを招聘すると明言、大谷獲得はどうなる?

[ 2023年5月15日 08:42 ]

メッツオーナーのスティーブ・コーエン氏(AP)
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 USAトゥディ紙のボブ・ナイチンゲール記者が、あるMLB幹部がメッツのスティーブ・コーエンオーナーがこのオフ、デビッド・スターンズ(38)を同球団のフロントに招き、おそらく編成本部長で採用すると言い張ったと報じている。

 スターンズはハーバード大出身、アストロズのアシスタントGMとして頭角を現し、16年30歳でブルワーズのGMに就任した。18年にはMLBトップの96勝67敗の成績で、ナ・リーグ優勝決定シリーズに駒を進め、19年に編成本部長に昇格している。その後も21年に95勝67敗で地区優勝を成し遂げるなど成功を続けていたが、昨季終了後に辞任。契約が残っていたため今季もコンサルタントとして同球団にとどまっている。契約は今年で切れる。

 MLBの幹部は「公には何も言えない。どうやってそれを知ったのかもね。でもそうなることは保証する」と明言している。

 メッツはエンゼルス時代に大谷翔平を獲得したことで知られるビリー・エプラーGM(47)がチーム作りを任されているが、スターンズが来ればその立場は微妙。メッツは大谷獲得競争に加わると見られるが、編成トップ交代はどう影響するのだろうか。

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