ブルージェイズ・菊池雄星 日米通算100勝ならず 今季最短4回0/3、痛恨3被弾など5失点

[ 2023年5月15日 04:10 ]

インターリーグ   ブルージェイズーブレーブス ( 2023年5月14日    トロント )

ブルージェイズ先発の菊池(AP)
Photo By AP

 ブルージェイズの菊池雄星投手(31)が14日(日本時間15日)、本拠地トロントでのブレーブス戦に先発。今季最短の4回0/3を9安打5失点(自責4)で降板し、日米通算100勝目の権利を得ることはできなかった。防御率は3・89となった。

 初回、先頭のアクーニャに左翼席へ特大の一発を浴びた。今季9本目の被弾で出はなをくじかれた形となった。2番・オルソンから3者連続三振に仕留め、この回を最少失点で終えたが、2回にも1失点。味方が3-2と逆転に成功した直後の3回には1死二塁から3番・アルビーズに逆転2ランを被弾。リズムをつかめない投球が続いた。

 4回にも先頭のピラーに左越えソロを許し、今季11本目の被弾となった。直球は走り、三振も7個奪ったが、安定感を欠いた。

 4月26日(同27日)のホワイトソックス戦では5回2/3を投げ、被安打4で今季初めての無失点を記録。4勝目を手にした。次の登板の2日(同3日)レッドソックス戦では一転、4回1/3を5失点と乱れたが、強力打線の反撃で自身に黒星は付かなかった。

 そして前回登板の7日(同8日)パイレーツ戦では6回1/3を無失点で5勝目。投打がかみ合う中で、着実に白星を積み重ねてきたが、この日は自らの手で白星をつかみ取ることはできなかった。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月15日のニュース