ヌートバー 3安打すべて“吉田正尚”方向で打率3割!カ軍3連勝 放送局は母・久美子さんとの会話公開

[ 2023年5月15日 11:13 ]

インターリーグ   カージナルス9―1レッドソックス ( 2023年5月14日    ボストン )

<レッドソックス・カージナルス>6回1死一塁から左前打を放ったヌートバー(AP)
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 カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(25)は14日(日本時間15日)、敵地ボストンでのレッドソックス戦に「1番・右翼」で先発出場。初回に左翼線二塁打を放つと、6回に左前打、8回には左越え二塁打とすべて“吉田正尚方向”へ3安打、今季4度目の“猛打賞”で打率・302とした。カ軍は9―1で勝利して3連勝した。レ軍の吉田正尚外野手(29)は「2番・左翼」で先発出場したが、4打数無安打で打率は3割を切って・298となった。

 ヌートバーは、初回無死の第1打席でフルカウントからレ軍の先発右腕クルバーの外角高めのツーシームをレ軍の吉田正尚が守る左翼線へ二塁打。12日(同13日)のレッドソックス戦で2安打して以来2試合ぶりの安打となった。

 2回2死一塁の第2打席は左飛、4回無死の第3打席は一ゴロだったが、左腕ベルナルディノと対戦した6回1死満塁の第4打席でも左前打して2試合ぶりのマルチ安打を記録。さらに8回無死の第5打席では右腕ブレイシアからグリーンモンスター直撃の左越え二塁打した。9回2死一塁の第6打席は投ゴロだった。6打数3安打で、通算打撃成績は27試合で96打数29安打、打率・302、3本塁打、13打点、5盗塁となった。

 この日は母の日記念ゲームで、ピンク色のバットやリストバントを使用。スポーツ専門局ESPNの「サンデーナイトベースボール」では、この試合を全米に独占中継し、ヌートバーへのインタビューも放送。ヌートバーは「私にとって母はすべてであり親友」と話したところで、母・久美子さんがリモートでサプライズ登場。ヌートバーは「えっ…これ、ライブなの?感情的になっちゃうよ、ママ、アイラブユー」と感涙し、久美子さんは「花を贈ってくれてありがとう」と愛息に感謝した。初回の第1打席に入る際、地元局の中継では、少年時代に撮った母・久美子さんとの2ショット写真を公開。5回にはヌートバーと久美子さんがリモートで会話する様子も放送された。

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