ロッテ種市、4回1失点10Kも…1967年以来の開幕2戦連続零敗

[ 2023年4月1日 18:12 ]

パ・リーグ   ロッテ0―7ソフトバンク ( 2023年4月1日    ペイペイD )

<ソ・ロ>ロッテ先発の種市(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)から復活したロッテの先発・種市が4回を4安打1失点、10奪三振と奮闘した。

 初回先頭の周東から近藤、柳田と3連続三振。2回も栗原、牧原大を連続三振に仕留め、2死後に中村晃に右翼線二塁打を許し、連続四球で満塁のピンチを招いたものの、甲斐を空振り三振と、アウト全てを三振で奪った。4回先頭の栗原に右越えソロを浴びて先制点を許し、この回で降板。2020年7月25日の西武戦以来の勝ち星を手にすることはできなかったが、完全復活を印象づける投球。「最少失点に抑えられたことは良かったです。球数が多くなるのが僕の課題なので、もう少し長いイニングを投げられるように次回は意識して試合に臨みたい」とコメントした。

 吉井監督は「トミー・ジョン(手術)から実質復帰が今回なので、良いスタートを切ったんじゃないかと思います」と及第点を与え、捕手の田村も「種市は良かったですよ。打たれのは直球だけど、決して失投ではない。あれを打たれたら、こっちが配球とかをもっと考えないといけない」と擁護した。

 チームは救援陣が5回以降、失点を重ね、打線もわずか3安打と沈黙した。開幕から2戦連続零敗は1967年以来の屈辱となったが、吉井監督は「やることは変わらない。初球から来た球をしっかり捉えるように日々、改善していくだけ。今日は(4回の)は三振ゲッツーのところで流れが変わってしまったので、あそこはこちらの作戦ミスなので、そういうところも、しっかり勉強していきたい」と前を向いた。

続きを表示

2023年4月1日のニュース