たった500円!?星野伸之氏が阪急時代の“勝利給”明かす セパ格差に里崎氏も驚き

[ 2023年4月1日 20:39 ]

星野伸之氏
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 オリックスの元エースで、野球解説者の星野伸之氏(57)が1日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」(土曜後5・00~)に出演。阪急時代の“勝利ボーナス”を明かし、スタジオが騒然となった。

 毎週土曜午後5時にお引っ越しとなった同番組は「昭和のスポーツ遺産 プロ野球編」として初回放送。今の時代では考えられない昭和プロ野球の逸話の数々が披露された。

 星野氏は阪急時代の“勝利ボーナス”について「僕は先発だったので完投したら3万円ぐらい貰えたんです。チームに出てるのが10万円だったので、だいたい3分の1は先発投手が貰えて、後はみんなで割っていって、最後ちょっと頑張った人は500円です」とコメント。勝利給が“500円”だった人がいたことを明かした。

 これに番組MCの「ダウンタウン」浜田雅功は「えっ!!まさかジャイアンツは500円というとはないでしょ?」と、ゲストの元巨人・斎藤雅樹氏に質問。斎藤氏は「僕らの時は長嶋監督の時ですけど、“監督賞”というものがありまして、長嶋さんがいいプレーした選手に1回30万円を出していました。長嶋監督からすれば“これで一回ぐらい飯に行けるだろ?”みたいな感覚なんですよ。30万円だと1回どころじゃないですよね?」と返答。

 さらに斎藤氏は「1勝が100万円で優勝しないと出ないんですけど、優勝する時は80勝ぐらいしてるわけじゃないですか?84勝した時は8400万円ぐらいでした。それを活躍した選手で分ける。僕が貰ったのは500グラムくらいの金の板(延べ棒)ですかね。それを2枚と小切手で500万円ぐらい。それは特別ですよ」と球団事情を明かすと、同じゲスト出演の元ロッテ・里崎智也氏は「特別ですか?同じ球団とは思えないです」と“格差に”驚きを隠せず。

 一方、元日本ハム・岩本勉氏は「僕らの時は…勝利給はたしか最初30万から50万になって分配になりました。だから完投勝利だと10万円ぐらいの分配金でした。それでベンチや裏方さんには、参加賞の5000円ですね。10勝到達で分配開始なんですよ。なので最低でも5万円はもらえるチームスタッフの事情はありました。なので500円は驚きです」とコメント。同じパ・リーグでも500円という金額は衝撃的だったもようだ。

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