マエケン “亀の甲羅グラブ”で「じっくり、ゆっくり」焦らず復帰目指す

[ 2022年1月8日 05:30 ]

22年使用グラブ発表会に臨んだ前田(撮影・柳原 直之)
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 ツインズの前田が7日、ブランドアンバサダーを務めるミズノ社の22年使用グラブ発表会に出席。昨年9月1日に右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、キャンプはリハビリからスタートするが、今季終盤での復帰を目指す意向を示した。

 「焦らないのが一番だけど、22年に戻れるとしたら終盤。9月あたり。可能性はゼロではない。今年最後に戻れたらベスト」。前田の手術は一般的な腱だけの移植ではなく、人工部品を使ってじん帯を補強する「ハイブリッド手術」だった。健康な組織を侵さずに肘関節を安定させる効果があり、最長1年4カ月とされる復帰までの期間の大幅短縮が期待される。2月中旬にキャッチボール再開予定で「リハビリは順調に進んでいる」とした。

 今季使用グラブのウェブ(網部分)は「亀の甲羅」デザインをリクエスト。「会った人から“絶対、焦るな”とアドバイスを受ける。このグラブを見ながら、じっくり、ゆっくり進んでいきたいと思い“亀”をお願いした」と語った。(柳原 直之)

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2022年1月8日のニュース