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広島・末包 香川愛“はなまる”グラブ持参 「BUKKAKEUDON」刺しゅう入り「地元盛り上げたい」

[ 2022年1月8日 05:30 ]

大野寮に入寮し、香川県のロゴが刺しゅうされたグラブを見せる広島・末包(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 広島の新人11選手(育成を含む)は7日、広島県廿日市市内の大野寮に入寮した。持参品を用いた自己PR合戦となった中、ドラフト6位・末包昇大外野手(25=大阪ガス)が“珍グラブ”などで個性的なキャラクターを全開アピール。グラブには「BUKKAKEUDON(ぶっかけうどん)」と刺しゅうを入れて地元・香川県への郷土愛を強調し、長野との“飛ばし屋対決”にも意欲を示した。

 末包が持参したグラブは一見スタイリッシュ。黒色の革に差し色の水色がよく映えている。側面にある筆記体の刺しゅうもセンスがいい。しかし、よく見ると「SUEKANE」ではない。「BUKKAKEUDON」…。身長1メートル88、体重110キロの巨漢は、大笑いしながら「ちょっとかっこよくローマ字で入っているんですけど…。“ぶっかけうどん”です」と説明した。

 香川出身で讃岐うどんをすすりながら恵まれた体格を手に入れた。「うどん屋でぶっかけうどんしか頼まないので。遊び心で入れました」。以前のグラブには「うどん県人」、今回は香川県の形を刺しゅうするなど郷土愛をグラブに入れるのがお決まり。新人11人が自己PR合戦を繰り広げた中、“珍グラブ”を駆使して誰よりも目立つことに成功した。

 「地元を忘れず、香川を盛り上げられるように頑張りたいです」

 今後は飛距離で目立つつもりだ。大食漢のパワーは別次元で、ゴルフでは350ヤードを飛ばすという。そのうわさを耳にした長野から報道陣を通して「僕も25歳のときなら400くらいは飛ばしていた。350ヤードぐらいで自慢してきたから」とイジられるなど、独特のキャラは早速浸透してきている。実は、末包は巨人時代から長野の大ファン。春季キャンプでは、ゴルフクラブをバットに持ち替えての「飛ばし屋対決」を心待ちにしている。

 「社会人出身の大先輩ですし、ずっとテレビで見ていた選手。そういった方から(イジりが)来るとは思っていなくてうれしかったです。(野球でも)飛ばし合いなら勝ちたいな…と思います。早く話してみたいです。バットもほしいです」

 きょう8日からは大野練習場で新人合同自主トレがスタートする。「一番はケガをしないこと。打撃練習など自分が見せる番になったら、しっかりとアピールしていきたいと思います」。太く、長くコシのあるプロ野球生活が幕を開ける。(河合 洋介)

 ◇末包 昇大(すえかね・しょうた)1996年(平8)5月27日生まれ、香川県出身の25歳。高松商では甲子園出場なし。東洋大では3年春からリーグ戦出場。大阪ガスでは入社2年目の20年都市対抗で全国大会デビュー。21年の日本選手権では打率.450で2大会連続優勝に貢献。21年度の社会人ベストナイン(外野手)。1メートル88、110キロ。右投げ右打ち。

 《野球道具“珍マーク”アラカルト》

 ▽小林(広) 21年1月の入寮時、新調したグラブに「被本塁打厳禁」と決意。智弁和歌山2年春の甲子園大会準々決勝で明石商・来田(オ)にサヨナラ本塁打を被弾し「二度と同じことを起こさないために」。

 ▽栗林(広) 「金運と白星をつかむ」という意味で、手のひらの部分に金色の「うんちマーク」、白色の「☆」。名城大時代の山内壮馬コーチを倣って継承。

 ▽青柳(神) 登板日に雨が多く“雨柳さん”の愛称を持ち、用具提供を受けるZETT社の担当者の提案で今季から「[傘]」マークを採用。打撃用の肘当てなど用具全てについている。

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