ヤクルト・原樹理 来年は「ボールに当たらない!」 現状維持で契約更改

[ 2021年12月15日 18:01 ]

契約更改会見後、色紙を手に笑顔を見せるヤクルト・原樹理
Photo By 代表撮影

 ヤクルト・原樹理投手(28)が15日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2600万円でサインした。

 今季初登板は7月で、9試合で3勝1敗、防御率2・30。来季は「しっかり1年間チームの戦力となれるように頑張るだけ。とにかく目の前に集中して、それを最後までできるようにしたい」と力を込めた。

 珍目標を掲げた。色紙に書いたのは「ボールに当たらない!!」の文字。巨人CSファイナルS第3戦では右手に打球が直撃し、負傷交代。「当たった瞬間はめちゃくちゃ痛くて、ダメかなと思った」と振り返ったが、「2、3日アイシングしまくった」という迅速かつ的確なケアで、13日後のオリックスとの日本シリーズ第5戦で6回途中2失点と好投した。

 「自分はゴロ投手。今季は理想に近い、本塁打を打たれずゴロでアウトを取るができた。そのかわり2、3試合に1度くらいボール当たっている」と苦笑い。来季はボールに当たらず快投する。(金額は推定)

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2021年12月15日のニュース