3年総額6億5000万円で更改の広島・九里 2年連続規定投球回でも「もっと貢献したかった」

[ 2021年12月15日 14:03 ]

広島・九里
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 広島・九里亜蓮投手(30)は15日、広島市内の球団事務所で交渉し、3年契約の年俸1億4000万円プラス出来高払い、総額6億5000万円で契約を更改した。

 九里は今季に国内フリーエージェント(FA)権を取得し、球団と複数回の交渉の末に11月下旬に残留を表明。すでに大筋で合意しており、「この契約の前に何回も話の場を設けてしっかり色々な話ができた。すっきりした気持ちでサインをさせていただいた」と振り返った。

 今季は先発25試合で13勝9敗、防御率3・81で自身初タイトルとなる最多勝を獲得。2年連続で規定投球回に到達したが、「コロナに感染して、離脱してしまった時期もあって悔しかった。もっとチームの勝利、チームのために貢献したかったという気持ちを強く持っている。しっかりと1年通して、ローテーションとして投げ切っていけるようにしたいという気持ちが強くなったシーズンだった」と口にした。

 チームは今季4位に低迷して3年連続でBクラス。「シーズン通して、阪神タイガース、ヤクルトスワローズにやられているので、本当に悔しい気持ちはあります」と来季の逆襲を誓った。

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2021年12月15日のニュース