夏の甲子園無観客開催 入場は生徒、保護者、学校関係者のみ

[ 2021年7月22日 05:30 ]

甲子園球場
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 日本高野連は21日、第103回全国選手権大会の臨時運営委員会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、甲子園球場で8月9日に開幕が予定されている同大会を原則無観客で開催すると発表した。一般客への入場券販売は行わず、スタンドへの入場は生徒や保護者ら学校関係者に限られる。

 今春のセンバツは観客数を制限し、2年ぶりに開催された。高野連は今夏についても一般客を入れて開催する意向だったが、東京五輪の無観客中心での開催が決まったことなどから方針を転換。八田英二会長は「いろいろな考慮の結果。総合的な判断」と説明した。

 代表校から感染者が出た場合は緊急対策本部で対応を協議。集団感染でない場合は参加を差し止めない。集団感染と判断し、出場できなくなった場合は代表校の差し替えはしない。組み合わせ抽選会は、8月3日に大阪市内に各校主将が集まる形ではなく、オンライン形式で行われる。

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