花咲徳栄 5回戦で敗退 “6連覇”の夢絶たれる 山村学園が19年決勝大敗から雪辱

[ 2021年7月22日 17:56 ]

第103回全国高校野球選手権 埼玉5回戦   花咲徳栄5-6山村学園 ( 2021年7月22日    大宮公園 )

<山村学園・花咲徳栄>9回、サヨナラ打を浴び、悔しさガックリの花咲徳栄・金子(中央)(撮影・木村 揚輔)
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 優勝候補の花咲徳栄が5回戦で敗れる波乱があった。山村学園に5-6でサヨナラ負けを喫した。

 夏は前回19年大会まで5大会連続優勝しており、2016年夏の甲子園では全国制覇を果たした強豪が姿を消した。

 相手の山村学園は19年決勝で対戦し、11-2と圧勝した相手。この日は小刻みな継投に苦しみ、5回まで無得点と打ちあぐねた。6回に同点に追いついたが、直後に勝ち越された。さらに7、8回と加点を許した。9回に一挙4点で同点に追いついたが、勝ち越せず。直後にサヨナラを許した。

 山村学園は6投手の継投で勝負。初回に先制すると中盤以降も粘り強い攻守を見せた。終盤の9回、同点に追いつかれたが、サヨナラで決着をつけた。

 今夏地方大会では、甲子園常連校や優勝候補校の敗退が相次いでいる。宮城大会では仙台育英が4回戦でノーシードの仙台商に敗れたほか、福島大会では聖光学院が準々決勝で光南に敗れ、夏の甲子園大会連続出場が13でストップ。和歌山中(現桐蔭)の最長記録である14大会連続(1915~28年)に届かなかった。

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