明桜 エース風間温存して決勝進出 3投手で完封リレー、大一番へ万全

[ 2021年7月22日 05:30 ]

第103回全国高校野球選手権秋田大会準決勝   ノースアジア大明桜11ー0横手 ( 2021年7月21日    こまちスタジアム )

<ノースアジア大明桜・横手>ブルペンで登板に備えるノースアジア大明桜・風間(撮影・村上 大輔)
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 ノースアジア大明桜(秋田)は今秋ドラフト1位候補のエース右腕・風間球打(きゅうた=3年)を温存し、3投手による完封リレーで決勝進出を決めた。先発した最速143キロ右腕・石田一斗(いっと=3年)は6回を3安打無失点。11三振の力投に「低めに集めることができた」と胸を張り、打線も11安打で11得点を奪った。

 エース風間は18日の秋田との準々決勝で延長10回、155球を投げていた。準決勝を休めたことで、23日の秋田南との決勝では中4日と万全の状態で臨むことができる。本職は遊撃手の石田一は4年ぶりの甲子園が懸かる決勝に向け「球打に粘り強く投げてもらって、次は自分が打って活躍したい」と意気込んだ。(柳内 遼平)

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2021年7月22日のニュース