右脇腹痛の柳田はぶっつけ本番も!?侍唯一の本職中堅手、稲葉監督は慎重に見極め

[ 2021年7月22日 05:30 ]

侍ジャパン強化合宿3日目

<侍ジャパン強化合宿>練習前、千賀(左)、山本(左から3人目)と談笑する柳田 (撮影・森沢裕)
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 東京五輪に出場する侍ジャパンの柳田悠岐外野手(32)が「ぶっつけ」で28日からの本大会に臨む可能性が出てきた。右脇腹痛を抱え、21日は強化合宿を行う楽天生命パークの室内練習場でティー打撃を再開させたが、ここまで3日連続で別メニュー調整。24日に楽天、25日に巨人との強化試合を予定しているが、大事を取って欠場する見込みだ。唯一の本職の中堅手で打線にも不可欠な存在。今後も慎重に状態を見極める。

 豪快なスイングとダイナミックな守備が持ち味の攻守のキーマンが抱える右脇腹痛。回復の見通しがつけば金メダルへの視界は一気に開ける。この日、柳田は室内でティー打撃を再開。見守った稲葉監督も「振りたいでしょう。できます、とずっと言っていた。思ったより振れてました」と前進をまず喜んだ。

 侍ジャパン合流後、初めてバットを振った。チームにとって朗報ではある。ただ外野ノックは受けたがシートノックとフリー打撃からは外れるなど3日連続の別メニュー調整。チームに一人しかいない本職の中堅手で、無理して悪化させることがないよう首脳陣の方で制限を掛けている。

 24日は楽天、25日は巨人との強化試合が組まれている。稲葉監督は「そこで出てもらうのが、いいのかどうなのか」と頭を悩ませる。続けて「28日にはぶっつけ本番にはなりますけど。本人と話しながら決めます」とドミニカ共和国との開幕戦に試運転なしで起用するプランを明かした。

 もちろん柳田不在の最悪の事態も想定する。この日のシートノックも鈴木誠が2日連続で中堅に入り、鈴木誠が抜けた右翼は近藤、左翼は吉田正と栗原が守った。前日に鈴木誠はプロ入り後も1軍で5試合しか守ったことがない不慣れな中堅守備について「まだ練習なので何とも言えない。やったことないので(感触も)分からないです」と語っていた。

 「センターでランニングがてらボール拾って、捕ったりして。走り込みは十分で切れは出ていると思う」と稲葉監督。28日の開幕戦まで1週間。一日も早い回復を待つしかない。(後藤 茂樹)

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