ドジャース・大谷 最奪首呼ぶ“ヘルメット飛ばし激走”世界一輝いた23年WBC彷彿

[ 2026年5月21日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース5―4パドレス ( 2026年5月19日    サンディエゴ )

<パドレス・ドジャース>8回、二塁打を放ちヘルメットを飛ばす大谷(撮影・会津 智海)
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 ドジャースの大谷翔平投手(31)が19日(日本時間20日)、パドレス戦で今季最長に並ぶ4試合連続マルチ安打をマークした。二塁打2本で打率は.272まで上昇。チームはナ・リーグ西地区の首位攻防第2ラウンドを逆転で制し、1日で首位に返り咲いた。大谷は20日(同21日午前9時40分開始)の同戦で4登板ぶりに「リアル二刀流」で臨む。

 世界一に輝いた23年のWBC準決勝・メキシコ戦を彷彿(ほうふつ)させる激走だった。一塁を回る直前、大谷は自らヘルメットを脱ぎ捨てた。右足から二塁に滑り込み、三塁ベンチへ向かって両手を叩いた。

 同点の8回、4番手左腕モレホンのスライダーを右翼線にはじき返して、この日2本目の二塁打。得点にはつながらなかったが、ブーイングが鳴り響いたペトコ・パークで存在感を発揮した。

 初回はエンゼルス時代にチームメートだった右腕キャニングから左翼線へ運ぶ二塁打。2―4の5回1死三塁では、二ゴロで打点を挙げた。11日には打率.233まで落ちたが、翌12日から6試合連続安打、計23打数12安打と打ちまくり.272まで上昇した。17日のエンゼルス戦後に「良い感覚をつかめたのを継続してできている」と話した通り、持ち味の力強いスイングと鋭い打球が増えてきた。

 同点の9回。救援投手ながらサイ・ヤング賞候補に挙げられ、今季無敗で両リーグ最多タイ15セーブを誇る絶対的守護神ミラーから、パヘスが101.5マイル(約163.3キロ)速球に振り負けず決勝の右犠飛。1日で首位を奪回したデーブ・ロバーツ監督は「アンディ(パヘス)は負けるつもりがなかった。メーソン(ミラー)は今、球界最高の投手だが何とか結果を出そうとしていた」と称えた。

 試合後にロバーツ監督は「大谷は明日打つ」と明言。死球の影響や打撃不振などを理由に、今季は打者出場しない登板が既に4度あるが、4登板ぶりにリアル二刀流となる。勝利のハイタッチを終えた大谷は1人でマウンドに立ち、感触を確かめるようにシャドーピッチングで右腕を振った。同地区のライバル、パドレスとの今季最初の3連戦。1勝1敗で迎える第3戦のマウンドに、万全の態勢で向かう。(奥田 秀樹通信員)

 ▼ドジャース・フリーマン(1試合2本塁打含む3打点)少しスイングを変えた。上に振るようにして、カットするようなスイングをなくそうとした。

 ▼ドジャース・パヘス(同点の9回1死三塁から守護神ミラーから決勝右犠飛)かなり速い球を投げる投手だが、タイミングが合って、正確に捉えられれば成功できる相手。

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