日本ハム・池田 強風味方にプロ入り最長7回1失点でチーム連敗3で止めた

[ 2021年4月23日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム3―1ロッテ ( 2021年4月22日    ZOZOマリン )

<ロ・日>2勝目を喜ぶ池田(撮影・西川祐介)
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 もう救世主と言っていいだろう。チームの連敗を3で止め、ロッテの7連勝も阻止。それなのに、試合後の日本ハム・池田は浮かない顔でこう言った。

 「(コメントが)全然面白くないですね。ネタになります?」
 そんな心配をすることはない。最下位に沈むチームを救う投球だけで十分だ。プロ最長の7回を投げて6安打1失点。低めへの制球がさえて要所で三振も7個奪った。何よりも3年前のほろ苦い思い出のあるプロデビュー戦のマウンドで、たくましく成長した姿をしっかり見せつけた。

 ZOZOマリンスタジアムは、楽天入団2年目の18年4月1日のロッテ戦で先発に抜てきされ、2回1/3で4失点KOされた球場。「(風速)10メートルぐらい吹いていた」と制球を乱した。当時からユニホームが替わり、投球も変わった。「風の影響でボールの変化量も変化の仕方も毎回違っていた。それにうまく合わせられた」。3年前に翻弄(ほんろう)された同スタジアム特有の強風を味方に付けた113球。失点は初回の1点だけで、終盤に荒木投手コーチから「もう一回、ギアを上げよう」と言われて6、7回も踏ん張った。

 前回13日の西武戦で移籍後初勝利。1094日ぶりに挙げたプロ2勝目から連勝で、まさに救世主的な存在となっている。でも、池田は浮かれない。「正直、やっていることは変わらない。それを信じてマウンドに送ってもらえるので、仕事を果たしていきたい」

 チームを救った池田のコメントには、苦労人ならではの“味”がたっぷりあった。(秋村 誠人)

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