打線組み替えの「効果」なく広島3連敗 「3番・鈴木誠」のソロだけ1点 今季ワースト借金2

[ 2021年4月23日 21:57 ]

セ・リーグ   広島1ー2巨人 ( 2021年4月23日    甲子園 )

<巨・広>6回無死、菅野(左)からソロ本塁打を放つ広島・鈴木誠(撮影・木村 揚輔)
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 広島は1分けを含む2度目の3連敗で、今季ワーストの借金2へ後退した。開幕から24試合目で鈴木誠を初めて4番から3番へ打順を上げるなど打線を組み替えても、菅野の前に1点だけ。最近10試合で1得点以内は7度目(うち4度が無得点)を数え、佐々岡監督は「なかなか点が取れない状況の中でも、投手陣が頑張って、踏ん張っているところで、あとは野手の奮起というところ」と攻撃陣の目覚めを待ち望んだ。

 鈴木誠は3月31日の阪神戦を最後に本塁打以外の適時打がなく、個人としてもチームとしても波に乗り切れていなかった。昨季も9月下旬からは打順3番が主。新外国人のクロンにオープン戦で結果が出なかったことで、結果的に4年連続の開幕4番に落ち着いたとはいえ、「3番=鈴木誠」は今春当初から持ち上がっていた構想だった。

 鈴木誠は先制された直後の6回、フルカウントからのスライダーをしっかり捉え、6試合27打席ぶりの5号を打ち込んだ。菅野からは前回9日の対戦で9年目にして初本塁打したばかり。難敵から再びアーチを描いた。8回1死一塁では三遊間を痛烈なゴロで破る左前打で好機を拡大。4番に座った西川が二ゴロ併殺打に倒れて2点目が遠かった。

 2回には1死二、三塁の好機で巨人の内野陣が定位置で守り、内野ゴロでも先制できる状況でクロンが空振り三振。つながりを欠く苦境から抜け出せなかった。佐々岡監督は打線の組み替えについて「菅野というところで、早め早め(の攻め)というところも考えながら。なかなか結果がつながらないというところで、今日は誠也を3番、4、5(番)を左(打者)でつなげて」と説明し、「悪い戦いではないと思うので、チーム一丸となって頑張ります」と前を向いた。

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