古田敦也氏 マー君復帰の楽天は「もちろん優勝争いするんじゃないですかね」石井GM兼監督とも連絡

[ 2021年1月31日 22:37 ]

古田敦也氏
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 元ヤクルト監督の古田敦也氏(55)が31日、テレビ朝日のニュース情報番組「サンデーLIVE!!」(日曜前5・50)に出演。現役時代にバッテリーを組んだ楽天の石井一久GM兼監督(47)と前日連絡を取ったことを明かした。

 タレントの東山紀之(54)がMCを務める同番組は田中将大投手(32)の8年ぶりとなる楽天復帰を30分近くに渡って大特集。巨人と対決した2013年日本シリーズ第7戦で前日160球完投しているにもかかわらず最後にマウンドに上がってチームを初の日本一に導いた伝説のシーンのVTRには、元プロビーチバレー選手でタレントの浅尾美和(34)が涙する場面もあった。

 その試合でテレビ解説を担当していた古田氏は「ドラマの1シーンを見ているようで僕らも鳥肌立ちました。声が出ない、言葉にならなかった」と当時を回想して感慨深げ。その後、ヤクルトでバッテリーを組んだ元チームメートで、田中将との交渉役を務めた楽天・石井GM兼監督の話になると「実はきのうの夜ね、ちょっとやり取りしたんですけど…」と柔和な表情を浮かべ「本人(田中将)がアメリカでもヤンキース以外にもオファーが実はあったんだけど、そこで楽天、東北に帰ってくることを(ほかの選択も)選べる立場だったにもかかわらず帰ってくる意味、自分の役割を考えて楽天を選んでくれた、そして日本一を目指す、と。はっきり言ってくれたんで、その言葉にすごく胸を打たれたと言ってました」と話した。

 そして、古田氏は田中将が加入した今季の楽天について「もちろん優勝争いするんじゃないですかね」と笑顔。「ほかのピッチャーも刺激を受けてますからね。いやいや、楽しみですよ」と話していた。

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2021年1月31日のニュース