オリックス中嶋監督 2年連続最下位中のチームに喝 「すべての面で強化しないと」

[ 2021年1月31日 17:00 ]

<オリックス・神社参拝>宮司にお祓いを受ける(左から)福良GM、湊通夫球団社長、中島監督ら(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックスの中嶋聡監督(51)が31日、キャンプ地の宮崎市内で代表取材に応じ、「蒸し返すように“最下位”という言葉は使いたくないけど、もう味わいたくない、と。そのために、どう脱却するかと考えたら全部。打つ、走る、守る、投げる、全ての面で強化しないといけない」と下克上に意欲を示した。

 監督就任後初となる春季キャンプを控え、決意を新たにした。昨季途中に監督代行として指揮を執り、2年連続最下位に低迷。報道陣から、「特に成長を期待する選手は?」と聞かれると、「全員。パ・リーグは本当に強いと思っているし、全員の力を合わせないと勝ち抜けない。全員が戦力で、全員が伸びてほしい」と個々のレベルアップを求めた。

 チームは初めてA班、B班、舞洲残留組のC班と3グループ制を採用。A班は若手中心で、T―岡田や安達らがB班スタート。「1、2軍とかではなくて。(T―岡田ら)開幕に合わせるのを分かっているメンバーと、張り詰めたまま勝負しないといけないメンバーの違い」と説明した。

 また、レギュラー獲りを目指す宗が、C班スタートとなったことには、「まだ発表されていないから言いにくいけど、足の方で問題が、ということで。急ぐことでもないので」と下半身のコンディション不良を明かした。

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2021年1月31日のニュース