侍J・建山投手コーチ、マー君の代表入りに期待「間違いなく、今の日本の投手の中でトップの位置」

[ 2021年1月31日 05:40 ]

侍ジャパンの建山義紀投手コーチ
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 東京五輪で金メダルを目指す侍ジャパンの建山義紀投手コーチ(45)が30日深夜、フジテレビ「S―PARK」にリモート出演し、楽天に復帰した田中将大投手(32)に大きな期待を寄せた。

 「これからイーグルスさんへの打診や、我々首脳陣での話し合いになる。メジャーは五輪期間中は休止しないので、不可能かなと思っていた」

 日本のプロ野球は東京五輪期間中の7月19日~8月12日まで中断するが、大リーグは休止せず、メジャー26人枠の選手の派遣は認めていない。田中が大リーガーであり続ける以上、五輪招集は不可能な状況だった。

 「日本球界復帰という話題が出て、“おっ”という気持ちになった。稲葉監督とも“最有力候補の投手が帰ってくるかもね”という話はしました」と建山コーチ。田中のメジャー1年目の14年には、マイナー契約の招待選手としてヤンキースのメジャーキャンプに参加しており、チームメートとして1カ月以上過ごしたこともある。

 メジャー移籍後の田中の進化について「丁寧さが身について、ボールが膝元から浮かない投手になった。柔と剛、両方兼ね揃えた」と高く評価。田中自身は「選ばれるのであれば断る理由はない。出たいと思っている。自国開催ですし、金メダルを獲りたいと思っている」と東京五輪への意欲を胸を張って公言したばかりだ。

 「間違いなく言えることは、今の日本の投手の中でトップの位置にいるということですね」と建山コーチは田中への高い評価を締めくくった。

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