阪神・矢野監督「気持ちが熱くなっていろいろしゃべっちゃった」 全体ミーティングで大熱弁

[ 2021年1月31日 18:40 ]

阪神の矢野監督

 阪神は31日、沖縄県読谷村のチーム宿舎で全体ミーティングを開いた。就任3年目となる矢野燿大監督(51)は過去2年間の経験を糧に、悲願の優勝へ向けて選手に熱いメッセージを伝えた。

 「気持ちが熱くなっていろいろしゃべっちゃいましたけど。2年間振り返って、自分の中でもちょっと選手を惑わしている部分もあったかなと思ったり。楽しむということをプロとして大事にしているけど、人それぞれ取り方が難しい。軽く取られると甘いし。プロだからこそそんな甘いのじゃダメだろというのもあるし、プロだからこそ苦しい練習、状況を楽しめるというのは見てる人に喜んでもらえたり、子どもたちに夢を与えられると思っている。楽しむというのにずれがあった。そこが1番伝えさせてもらったところ」

 苦しい時こそ楽しんでやる―。矢野監督の指揮官としての命題の一つだが、選手に笑顔やガッツポーズを強制するのは本意でない。自分なりに楽しんで格好良くプレーしてくれたらいいと訴えた。

 今キャンプでは新人6人や高卒2年目の西純、井上らフレッシュなメンバーを選出。「まず1軍の雰囲気とかを感じながらやることで成長できる。僕自身も見てみたい」と、明日が待ち切れない様子だった。

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2021年1月31日のニュース