山田大樹投手が現役引退…ソフトB、ヤクルトで活躍、第2の人生は鍼灸師

[ 2021年1月31日 05:30 ]

ヤクルト時代の山田大樹
Photo By スポニチ

 ソフトバンク、ヤクルトで活躍した山田大樹投手(32)が現役を引退することが30日、分かった。現役生活14年を振り返り「たくさんの方にお世話になって感謝の気持ちでいっぱいです。特に(ソフトバンクホークス会長の)王さんには、本当にお世話になりました。一緒に会見に出ていただいたことは、一生の思い出です」と感謝の言葉を並べた。

 06年の育成ドラフト1位でソフトバンク入り。09年に一度は自由契約となったが、10年に王会長から才能を高く評価され、再度、育成での契約を結んだ。翌年3月に支配下登録。金田正一氏のような活躍を期待され、同じ背番号「34」を与えられた。11、12年は先発ローテーションの一角を担うまでに成長し、球団の思いに応えた。

 17年オフに無償トレードでヤクルト入りし、昨年11月に戦力外通告を受けていた。プロ通算29勝33敗、防御率3・73。今後は鍼灸師を目指し、第2の人生をスタートさせる。

続きを表示

2021年1月31日のニュース