巨人史上初!2.1東京ドームでキャンプイン 坂本、菅野ら「S班」19選手

[ 2021年1月20日 05:30 ]

東京ドームでキャンプインすることになった巨人
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 史上初の東京ドームキャンプインだ。巨人は19日、春季キャンプのS班のキャンプ概要の変更を発表。坂本勇人内野手(32)、菅野智之投手(31)に加えて、梶谷隆幸外野手(32)ら新加入選手も含めた主力19選手が、2月1日に東京ドームでキャンプインする。短いオフの調整最優先と、コロナ対策などを総合的に判断。感染拡大が続く異常事態のなか、異例の本拠地キャンプでスタートを切る。

 本拠地で迎えるキャンプイン。原巨人が新たな改革を断行する。史上初めて東京ドームで2月1日に始動することが決まった。

 当初、スペシャル(S)班は野手最年長で今季39歳を迎える亀井と中島、34歳の炭谷らベテランに、外国人を合わせた10人ほどで編成。2月1日からジャイアンツ球場で調整し、6日に沖縄でキャンプインする予定だった。だがこの日、原監督ら首脳陣がミーティングを行い、S班を19選手に拡大構成し2月1日から東京ドームでキャンプインすることを決定。岡本以外の主力選手は本拠地で「プロ野球の正月」を迎えることになった。

 昨季のシーズン終了後、原監督は「やや、(オフの)時間が少ないという点では大変だと思う。開始のことも考えてあげないと。どういうふうなスタートが一番いいのか」と今季の調整について思案を続けていた。開幕が3カ月遅れ、シーズン終了が例年より1カ月ほど遅くなり、実際に短いオフを過ごす中での総合的判断。キャンプ地を含めた全国で拡大中の新型コロナウイルスへのリスク回避も念頭にある。

 各選手はホテルに宿泊せず自宅から通う予定。都内は緊急事態宣言中で、集団行動による新型コロナの感染リスクを最大限減らすこともできる。4日まで東京ドームで練習を行い、5日に沖縄入り。当初、宮崎でキャンプインする予定だった1軍メンバーは、宮崎→沖縄分の移動1回分を回避することが可能だ。また、1、2、3軍を加えた4グループ態勢で、集団感染のリスク回避にもつながる。宮崎は寒暖差が激しいが、気温に左右されずに調整を行うことができるメリットもある。

 S班に同行するコーチ陣もこの日決まり、元木ヘッドコーチが指揮を執る。そのほか、石井野手総合コーチ、杉内投手コーチ、村田ブルペンコーチの3人も加わり、選手をサポートする。
 宮崎で開始する1軍本隊は、無観客でのキャンプ実施が決定。「ウィズコロナ」の時代に合わせた新様式キャンプで、3月26日の開幕に照準を合わせる。(田中 健人)

 ≪戦後の巨人の主なキャンプ地≫

 ☆サンタマリア 1953年、米カリフォルニア州のニューヨーク・ジャイアンツのキャンプに合流し、初の海外キャンプを行う。

 ☆ベロビーチ 61年、米フロリダ州でドジャースと合同キャンプ。名著「ドジャースの戦法」を読み感銘を受けた川上哲治監督の強い願いもあり実現。練習法や作戦について徹底的に学び、意識改革を行った。以後、数年おきにベロビーチで合同キャンプを行う。

 ☆多摩川 64年に初めてキャンプ地として使用。その後も75年の長嶋茂雄監督1年目のキャンプなど88年まで度々行われた。

 ☆台湾 台湾でも人気絶頂だった王貞治の縁で政府から招へいされ、68年の1度だけ台湾・台中野球場で実施。台中駅に到着した選手たちは大歓迎を受け、鳴り響いた爆竹に川上監督、王、長嶋らナインも驚いたという。

 ☆グアム 82~99年まで17年間、パセオ球場でキャンプを実施。

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