12球団監督会議 リプレー検証の対象にファウルチップの捕手直接捕球の有無を求める声も

[ 2021年1月20日 16:26 ]

12球団監督会議で座長を務めた西武・辻監督
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 プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)は20日、オンラインで監督会議を開いた。全12球団の監督が出席。それぞれあいさつで抱負を述べ、その後は今季の日程、特例事項、選手登録に関する「特例2021」、野球規則改正事項を確認した。各球団からの問い合わせに対するNPB側からの説明もあった。

 リプレー検証制度について、打者がバントした際、片足または両足が完全にはみ出して、反則打球となっているのかどうかの確認を対象に求める声が届いた。友寄正人審判長は「反則打球はボールデッドとなる。検証の結果、打席から出ていなければインプレーとしなければならなかったとなる。一端止めたプレーを、インプレーとするのは困難」と理由を説明し、検証対象には含めないとした。

 2ストライクからファウルチップした打球を、捕手が直接捕球しているのかどうかの確認も、対象に求める声があった。同審判長は「ファウルチップにしても同様。また、ファウルチップの打球は検証しても判断しにくいという部分もある」とし、検証対象とはしないことが確認された。

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2021年1月20日のニュース