楽天ドラ4・内間 沖縄のヒーローになる!地元キャンプ無観客も「夢を与える側。頑張らないと」

[ 2021年1月20日 05:30 ]

新人合同自主トレ で軽快な動きを見せる内間(中央)(撮影・西尾 大助)
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 楽天のドラフト4位右腕・内間(亜大)が、地元・沖縄の子供たちのヒーローになることを誓った。

 「このご時世なので仕方ない。感染が広がらないことが一番。悲観的に考えず、キャンプ報道で取り上げてもらえるように頑張る」

 沖縄県本部町出身。金武町での1軍キャンプメンバーに抜てきされた。だが、沖縄キャンプが無観客となる状況で、地元の人たちにユニホーム姿を披露する機会はなくなった。

 沖縄の野球少年・少女は、春季キャンプを心待ちにしている。自身も同じだった。「大きなイベント。夢を与えてもらった」。小4時に楽天の金武キャンプを訪れ「岩隈投手は本当に大きくて、田中将大投手もテレビでは感じられない威圧感があった」。巨人、ヤクルト、日本ハムのキャンプも見学し、阪神キャンプは母校・宜野座高の隣の敷地だった。その環境で、自然と抱いたプロ野球選手の夢をかなえた。

 ソフトバンク・東浜、西武・山川ら、沖縄出身のスター選手は多い。「これから夢を与える側になる。頑張らないと」。プロ生活の一歩目が無観客でも、結果を出すことで「うちなーんちゅ」の誉れになる。(重光 晋太郎)

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2021年1月20日のニュース