今年こそ「ひとり立ち勝利」を 2年目のオリ宮城は1軍定着し新人王にもトライ

[ 2021年1月20日 05:30 ]

室内でキャッチボールするオリックス・宮城

 オリックスの19年ドラフト1位・宮城が“ひとり立ち勝利”をつかむことを誓った。

 「長いイニングを投げて、勝ち取ったという勝利を挙げたい」

 19日、大阪・舞洲での自主トレ後に取材に応じた2年目左腕は「(今季は)かなり大事な年」と位置づけていることを明かした。一年を通しての大きな目標は1軍定着。昨年11月6日の日本ハム戦で高卒ルーキーただ一人白星を挙げた。鳴り物入りでプロ入りしたロッテ・佐々木朗、ヤクルト・奥川よりも早く結果を残し、新人王の資格も残している。

 それでも、まずは一本立ちすることが最優先だ。勝利を挙げたとはいえ、5回3失点(自責2)の内容には満足していない。終盤まで投げてチームを勝利に導く投球こそが理想の姿。「1軍で投げて、結果が新人王につながれば、それはうれしいですけれど」と、タイトルは二の次だ。

 この日は育成自主トレ組に交り、キャッチボール、投内連係、ランニングメニューをこなした。近々予定されるブルペン入りに準備は万端だ。

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2021年1月20日のニュース