マー君 楽天復帰が現実味 パドレスも撤退…大型トレード成立させ先発投手補強が終了

[ 2021年1月20日 05:30 ]

楽天時代の田中
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 ヤンキースからFAとなった田中将大投手(32)の獲得に興味を示していたパドレスが、3球団が絡む大型トレードを成立させ、新たな先発投手を加えたと18日(日本時間19日)、複数の米メディアが伝えた。先発投手補強が終了したことで、田中獲得の可能性は事実上、消滅した。

 大型補強を進めるパドレスには、パイレーツから19年に自己最多11勝を挙げたエース右腕マスグローブが加入。すでに18年サイ・ヤング賞のスネル、昨季最多勝のダルビッシュもトレードで獲得しており、実績十分の先発ローテーションが5人そろった。メッツにはパドレスの先発左腕ルケーシーが、パイレーツにはパドレスとメッツから計5人の若手有望株が移籍する。

 今回のトレードは田中の去就にも影響を及ぼす。ヤンキースに残された予算は少なく、再契約は厳しい状況だ。大リーグ専門局「MLBネットワーク」の看板記者ジョン・ヘイマン氏は自身のツイッターで「ヤ軍と田中はまだ連絡を取り合っている」としながらも「(日本で)もっと大きな契約を得る可能性がある」と投稿。田中にはブルージェイズ、エンゼルスなども興味を示しているとされるが、コロナ禍でFA市場の動きは鈍く、各球団が補強費を抑えるためにFA補強よりもトレードを優先する傾向も顕著になっている。
 
 米国の状況を鑑みて、田中が日本復帰を決断した場合は古巣・楽天への移籍が最有力。楽天の石井監督兼GMは前日に「1年限定復帰プラン」も視野にラブコールを送った。13年にレギュラーシーズン24勝無敗で東北に初優勝の歓喜をもたらした英雄の古巣復帰が、現実味を帯びてきた。

 ≪移籍市場動き出す≫移籍市場もようやく動きつつある。19年にワールドシリーズを制覇したナショナルズがカブスからFAの通算193勝左腕レスターを単年契約で獲得。ブルージェイズは同じくカ軍からFAの通算51勝右腕チャットウッドと単年300万ドル(約3億1200万円)で契約合意に達した。レッズからFAのサイ・ヤング賞右腕バウアーの移籍先が決まれば、さらに市場は活発化するとみられる。

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