「松坂世代」の3人　松坂への思い語る「今やめたら幸せじゃない　勝って終わってほしい」

西武の松坂
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　3日に放送されたBSテレ東「再会2　～今だから言える、聞ける、話せること～」に、「松坂世代」と呼ばれる、20年に引退した元阪神の藤川球児氏（40）、巨人の杉内俊哉1軍投手コーチ（40）、日本ハムなどで活躍した解説者の森本稀哲氏（39）が出演。世代の代名詞である西武・松坂大輔（40）への思いを口にした。

　藤川氏は引退を決断した1つに松坂の存在があったと説明。そのうえで「やめるタイミングは投げられない状態のときじゃない。投げられた瞬間に満足したらやめればいい。けがをしている自分を受け入れるのではなく、絶対元気になって投げてそこで決断しようというマインドに変えてあげたい。あいつが（世代を）引っ張ってくれたから、彼にはこんな事例もあったというのを見せたかった。今やめたら幸せじゃないよ。1回でも頑張って復帰できたら、今まで応援してくれた人が喜んでくれるから、そうしてほしい。40（歳）超えてやっているんだから勝って終わってほしい」と熱く語った。

　杉内氏は「俺もいつかああなりたい、ならなきゃいけないと思ってやってきたけど、この歳になると、同級生頑張れっていう気持ちになる。松坂が引っ張ってくれたからここまでこれたというのは正直ある」と話した。