中日・根尾 医師一家の家族思い「勇気づけられる選手になりたい」 飛騨市の成人式に参加し誓い

[ 2021年1月3日 17:11 ]

成人式に出席した根尾(2列目左から3人目)は振り袖の同級生らと記念撮影
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 中日の根尾昂内野手(20)が3日、地元・岐阜県飛騨市で行われた成人式に参加。

 新成人の誓いとして改めて「ショートのレギュラー奪取」を宣言。「現時点で京田さんがレギュラーで、球界屈指の守備力もある。追いつき、追い越さないと」と決意を新たにした。

 式では濃紺のスーツ姿で壇上に上がり、約200人の新成人を代表して「次の時代を担う人としての自覚を持ち、責任と誇りを持って前進し、誠実な大人になることを誓い、お礼の言葉とさせていただきます」と謝辞を述べた。

 また、新型コロナウイルスの感染拡大により、今年は全国各地で成人式の式典が中止や延期となっているなか、都竹淳也飛騨市長は会場での十分な感染対策に加え、新成人が式典後の2次会を行わないことを確認した上で開催を決断。岐阜県内の市町村では最も早い成人式を万全な態勢で執り行い、大人の仲間入りをする新成人の門出を祝った。

 両親ともに医師で兄姉も医療の道へ進んでいる根尾も式典後は友人らと集まる予定はないという。「家族を含め、医療従事者は厳しい現状を突きつけられている中で頑張っている。迷惑になりたくない。(そういった人々を)勇気づけられる選手になりたい」と誓った。

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