ヤクルト ドラ6石井 両親の前で堂々のデビュー 兄も戦う1軍に決意新た「この舞台で活躍したい」

[ 2026年5月10日 08:00 ]

ヤクルト・石井巧
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 好調なヤクルトで期待の新戦力が、プロの第一歩を踏み出した。ドラフト6位の石井巧内野手(24)。NTT東日本から加入した経験豊富な内野手が9日の広島戦に「6番・遊撃」で初出場した。

 「全然打てなかったし、結果は出なかったですけど、やっぱりこの舞台で活躍したいなと、より思いました。楽しいなと思いましたね」

 4打席で無安打1四球と快音こそ響かなかったが、存在感は見せた。初回先頭から2者連続で飛んできたゴロを難なくさばいた。内野が天然芝でバウンドが変わりやすいマツダスタジアムにも対応。計4つのゴロを落ち着いて処理し「練習から、いろいろ寺内さん(内野守備走塁コーチ)と話しながら準備できたので良かった」と振り返った。

 両親も見守る中でのデビュー戦だった。父・勲さんら家族が栃木県から駆けつけていた。「何か今日あるんじゃないかなって予感もしていたんです」と生観戦の実現に勲さんも笑顔。「巧自身も小さい頃からの夢であり目標だったので“スタートラインに立てた”って言ってましたけど、同じ思いです」と感慨深げだった。

 7学年離れた兄は、日本ハムから西武へFA移籍した内野手・一成。4月5日の2軍戦ではともにスタメンに名を連ね、初の兄弟対決となった。「歳が離れているので、対決というのは今まで無かった。不思議な感覚でしたね」と勲さんは振り返る。次に期待するのは1軍での兄弟対決。今月の26~28日には神宮球場で交流戦の西武3連戦が控えており、そこでの実現を期待し、巧自身も「対戦できるように頑張りたい」と目標に掲げる。

 2軍では打率・327、2本塁打、7打点をマークし、1軍切符をつかんだ。「バッティングで存在感を出していきたい」と闘志を燃やす24歳。プロ初出場でも落ち着いた姿は、さすがだった。今後の活躍、そして迫る兄弟対決が楽しみだ。(記者コラム・小野寺 大)

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