ロバーツ監督 名将コックス氏を追悼「ユニホームを着ることに誇りを持っていた人」 尊敬の念語る

[ 2026年5月10日 08:14 ]

試合前、会見に臨むドジャースのデーブ・ロバーツ監督(撮影・奥田 秀樹通信員)
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 ドジャースデーブ・ロバーツ監督が9日(日本時間10日)、本拠でのブレーブス戦前に報道陣の取材に対応。監督としてメジャー歴代4位の通算2504勝を挙げて米野球殿堂入りを果たし、この日84歳で死去したことが発表された名将のボビー・コックス氏を悼んだ。

 現役時代は内野手だったコックス氏は1959年にドジャースと契約したが、メジャーでプレーしたのはヤンキースに所属した68、69年の2年のみ。マイナーの監督を経て、78年に37歳の若さで低迷していたブレーブスの監督に就任した。82年にブルージェイズの監督となり、85年に球団創設史上初の地区優勝に導くと、90年途中から再び率いたブレーブスを地区優勝14回、ナ・リーグ優勝5回と常勝軍団に育て上げ、95年にはチームのアトランタ移転後初となるワールドシリーズ制覇へ導いた。

 2010年に退任するまでの監督生活29年間で2504勝2001敗の成績を残し、最優秀監督にはブルージェイズ時代も含めて4度選出された。情熱家としても知られ、通算162回の退場は史上最多記録。11年には背番号6がブレーブスの永久欠番となった。

 ロバーツ監督はコックス氏について「選手を愛し、野球を愛し、ユニホームを着てスパイクを履くこと自体を愛していた。監督としてそれはすごく格好いいことなんだ。ユニホームを着ることに誇りを持っていた人だった」と尊敬の念を込め「トミー(ラソーダ)やボビーのような人たちを、僕は本当に尊敬している。レジェンドを失った。偉大な人を失ったよ」と死を悼んだ。

 試合前の時点で監督通算勝利数は968勝。今季中に大台に到達する見込みだが、指揮官は謙虚さを忘れない。名将と呼ばれる先人と並び称されることも増えてきたが「圧倒されるよ。現実味がない。信じられない話だ。ボビー・コックスやジョー・トーリのような人たちは、野球界の品格そのものだった。選手のために戦い、野球そのもののために戦った人たちだ。だから本当に尊敬している。しかも勝者だった。そんな人たちと並べて語られるなんて…」と謙虚に話した。

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