雄星 3回無安打無失点5K 圧巻内容に「すごく収穫の多い試合」

[ 2020年3月6日 11:11 ]

パドレス戦に先発し、3回を無安打無失点と好投したマリナーズ・菊池
Photo By 共同

 マリナーズの菊池雄星投手(28)が5日(日本時間6日)、パドレス戦にオープン戦3試合目の先発し、3回を48球、2四球ながらも無安打、無失点、5三振だった。最速は96マイル(約155キロ)記録する圧巻の投球内容を見せた。

 初回、先頭のグリシャムを菊池自身が「軸になるボール」と語るボール90マイル(約145キロ)のスライダーで空振り三振。このあと2四球を与えたものの5番・ドージャーは84マイル(約135キロ)のカーブで空振り三振に仕留め立ち上がりを切り抜けた。

 2回からは制球も安定し、危なげない投球。3回はグリシャムを96マイル(約155キロ)の直球で3球三振。続くプロファーは87マイル(約140キロ)の高速カーブで3球三振で締めくくった。

 オフからのトレーニング、新たな技術習得が身を結び、すべての球種で球速アップを成功させた左腕は「この3球種(直球、スライダー、カーブ)で三振を取れるようになったのはすごく幅が広がる、すごく収穫の多い試合でしたね」と満足げに話した。    

続きを表示

この記事のフォト

2020年3月6日のニュース