日本ハム 小笠原HCが著書出版イベント 清宮、輝星にエール 若手へ「土台つくって」

[ 2020年1月15日 20:16 ]

自身の著書の出版イベントでトークショーを行う日本ハム・小笠原ヘッドコーチ兼打撃コーチ(左)
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 日本ハム・小笠原道大ヘッドコーチ兼打撃コーチが15日、都内で自身の著書「二軍監督奮闘記」(ワニブックスPLUS新書)の出版イベントに参加。トークショーでは清宮や吉田輝についても言及し、ファンを喜ばせた。

 2人のプレーは実際に見たことがないと前置きしつつ、清宮については「ケガが多くてキャンプをやったことがない。いろんなことに左右されずに体をつくって、40歳を過ぎても彼の持っているものを最大限出せるようにやってもらいたい」とエール。吉田輝についても「いいものがあれば1軍で投げてほしいけど、中途半端なら今年は1軍で投げなくてもいいくらい。ケガをしない、しっかりとした土台をつくって5年、10年と結果を残して投げられる投手になってもらいたい」と期待を込めて話した。

 著書は中日2軍監督としての4年間を振り返ったもの。これまで自身の野球人生を通じて「早く(1軍に)上がってそのまま故障したり、勘違いをして練習しなくなる選手をたくさん見てきた」と説明。その上で「(プロ野球選手は)1年でも長くプレーをするのが仕事。ケガをしたり、調子が悪くなって2軍にいく選手は計算が立たない。だからじっくりと土台をつくってほしいと思う」と若手選手に助言していた。

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2020年1月15日のニュース