早大OBが振り返る石井連蔵氏 毎日が真剣勝負の“石井野球”

[ 2020年1月15日 05:30 ]

石井連蔵氏 殿堂特別表彰

早大・石井監督
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 当時、62歳。ピンと伸びた背筋でグラウンドに立つ姿が印象的だった。記者が早大野球部に入部したのは、石井氏が最後に指揮を執った94年だった。暗闇の中、ノックで打球を捕った選手が送球すべき塁へボールを持って走る伝説の練習はもう、なかった。

 だが、ティー打撃で1人の選手を指導する際も、全選手を集合させて1球ごとに「違う!」「今のはいい!」と繰り返す姿は、殺気立ってさえいた。毎日が真剣勝負だった。早大・小宮山監督にも受け継がれる「一球入魂」の精神を貫いた石井野球。1年だけでも経験できたのは貴重な財産となった。(スポーツ部野球担当・春川英樹=94~97年 早大野球部)

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