阪神 高橋遥人「過去イチひどかった。書いといてください!」3度目完封も自己採点で酷評したのは…

[ 2026年4月29日 17:20 ]

セ・リーグ   阪神2―0ヤクルト ( 2026年4月29日    神宮 )

<ヤ・神(5)>ヒーローインタビューでうまくしゃべれず顔をしかめる高橋(撮影・北條 貴史)
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 阪神の高橋遥人投手(30)が29日のヤクルト戦で今季早くも3度目の完封勝利で3勝目をマークした。許した安打はわずか3本で、長打は1本も許さない圧倒的な投球。誰も文句の付けようのないパフォーマンスだったが、神宮球場に詰めかけたファン、テレビの前のファンが熱視線を送り、耳を傾けたのは試合後の背番号29だった。

 ファンの間では口下手な高橋がどのようにヒーローインタビューを乗り切るかが今季の楽しみの1つ。前回12日の中日戦で完封した際も快投に反して「高橋遥人、本日最大のピンチ」などと話題となった。

 そして、迎えたこの日の試合後のヒーローインタビュー。敵地とは思えないほどの大歓声で迎えられマイクを持った左腕は声援について問われ「すごい力になったし、力になりました。やべ…」とやや不安定な立ち上がり。3度目の完封には「本当にうまくいきすぎですけど、キャッチャーの人に引っ張ってもらっていう感じ」とリズムに乗りかけた。

 しかし、前夜に2桁得点を挙げたヤクルト打線についての質問に「さっき言ったようにキャッチャーの人に…」と同じフレーズを口にした瞬間、スタンドからは大きな笑いが漏れて高橋も「え…」と“制球”を乱した。開幕からコンビを組む伏見の個人名を口にしなかったのは過去に組んだこともある梅野、坂本ら他の捕手にも配慮する高橋なりのリスペクト。最後は「みんなで勝っていけるように頑張ります」と力強く締めてマウンドを降りた。

 インタビュー後、担当記者の囲み取材を終えた高橋に本紙記者がインタビューの自己採点を聞いた。「今日は…今日はひどかった…ヒーローインタビュー過去イチひどかったです!それ絶対書いといてください!なんで盛り上がってるのかも分からなかったっす」。苦笑いを浮かべて大仕事をやってのけた背番号29は小走りで帰路についた。(遠藤 礼)

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