西武M6 連パへ加速 ニールが破竹の10連勝 “ゴロの山”築き8回5安打無失点

[ 2019年9月19日 05:30 ]

パ・リーグ   西武5―0オリックス ( 2019年9月18日    メットライフ )

<西・オ>お立ち台でトゥースのポーズを決める(左から)外崎、オードリーの春日俊彰、ニール(撮影・尾崎 有希)
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 西武は18日、オリックスを5―0で下し、優勝マジックを一気に2つ減らして6とした。先発のザック・ニール投手(30)が来日最長の8回を投げ5安打無失点の快投。6月20日の中日戦から破竹の10連勝で11勝目を挙げた。球団の外国人では88年の郭泰源(カクタイゲン)の最多連勝記録に並んだ。この日敗れた2位ソフトバンクとは2ゲーム差。リーグ2連覇へ視界が大きく開けた。

 圧巻の投球で勝利に導いたニールはお立ち台で、お決まりの「アザース」のあいさつから始まり「勝つためにベストを尽くそうとマウンドに上がっている」とファンに向かって笑顔を振りまいた。

 「自分のスタイルは、とにかくバットの芯を外すこと」。打者の手元で微妙に変化する球で、8回までの24アウト中17アウトをゴロで奪った。8回5安打無失点で無四球。わずか96球で、中5日で臨む24日ロッテ戦へ余力十分の降板となった。

 6月20日の中日戦から破竹の10連勝。球団の外国人では「オリエントエクスプレス」と呼ばれた郭泰源が88年にマークした記録に31年ぶりに並び「本当に特別な気持ち。言葉が見つからない」と話した。4月下旬から2カ月間の2軍調整が続いたが「夢だった日本で成功したいという気持ちが先行して焦りになった。体と心がマッチしていなかった」と言う。春季キャンプで痛めた左足を万全とし、投球バランスを取り戻して進撃が始まった。

 チームに10の貯金をもたらす助っ人に、獲得した渡辺久信GMは「いろんな球を投げられて、きっちり試合をつくれるイメージがすぐに湧いた」と言う。マリナーズに移籍した菊池の穴を埋める活躍に「チームの半分以上の貯金をつくっている。素晴らしい」と賛辞を贈る。

 お立ち台では「ゲンダ、トノサキ、タマラン!」と二遊間コンビの名前を挙げた。打たせて取る投手だけに、内野手への感謝は忘れない。二遊間コンビへの信頼は絶大だ。特に源田は「動きも速いし、読みも良い。自分の投球をする上で重要」。以前は練習でダルビッシュ(カブス)からもらったグラブを使用していたが、現在は源田からもらったグラブを使用している。

 スタンドも2万4674人のファンで埋まり、主催試合の観客動員176万9419人は05年の実数発表以降で球団史上最多を更新した。2位・ソフトバンクが敗戦し、優勝マジックは一気に6となった。誰もがリーグ2連覇を信じている。辻監督は「まだまだ。終わってみないと」と話すが、頼もしすぎる助っ人の快投は、ラストスパートへ、チームに確かな力を生んだ。 (武本 万里絵)

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