東洋大、立正大を下す 東都初のタイブレーク 指揮官「野球が凝縮されている」

[ 2019年9月13日 14:16 ]

東都大学野球   東洋大6―3立正大 ( 2019年9月13日    神宮 )

 3回戦1試合が行われ、東洋大がタイブレークの末に立正大を制して勝ち点1とした。3―3の延長10回、今秋リーグ戦から採用されたタイブレークが初めて行われ、先攻の東洋大が諏訪賢吉内野手(3年=浦和学院)の2点三塁打などで勝ち越し、逃げ切った。

 9回に2点差を追いつかれ、延長戦に突入した。「無死一、二塁」から前の回からの継続打席で行われるタイブレーク。山崎が犠打で二、三塁とし、諏訪が右中間に2点三塁打を放つと、納の左犠飛で3点目を挙げた。

 攻撃前にベンチで杉本泰彦監督から「諏訪が勝負」と言われ、「気持ちが入った」というバットで、リーグ初のタイブレーク勝利をもたらした。社会人野球時代にタイブレークを何度も経験している杉本監督は「後攻が有利と言われるが、僕は先攻のときの勝率が高い。タイブレークには野球が凝縮されている」と、手応えを口にした。

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2019年9月13日のニュース