巨人M7 丸、阿部に学んだツイスト打法で「ビックリ」2発!「打球がどこいったか分からなかった」

[ 2019年9月13日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人8-5DeNA ( 2019年9月12日    横浜 )

4回1死一塁、顔を残す「ツイスト打法」で2ランを放つ丸(撮影・白鳥 佳樹)
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 相手バッテリーも、観客も打球を追いかけるように右翼へ視線を送った。打った巨人・丸だけが、ミートポイントを見つめるかのように、三塁ベンチ方向を向いていた。

 「手応えはよかったけれど、打った瞬間は打球がどこいったか分からなかった。野手の動きを見て越えたなと」。3―1の4回1死一塁。2ストライクから武藤の真ん中高め142キロ直球をコンパクトに振り抜く。絶好球にも体は開かない。頭は動かない。25号2ラン。ヘッドスピードの増したスイングで捉えた打球は、右翼席上段へ一直線に伸びた。

 三塁ベンチで岡本に「(顔の)余韻が凄いっすね」と驚かれた“あっち向いてホイ”弾を生んだのは、ツイスト打法だ。6日のヤクルト戦までの6連敗中、22打数2安打。苦境を打開しようと、同打法の使い手である阿部に助言を求めると、同打法を勧められた。

 打つ瞬間に腰を逆方向にひねることで、体を開かずにバットを最短距離で出すことができる打法。「わらにもすがる思いで始めてみた。苦肉の策です」と丸。広島時代にも取り組んだこともある同打法で修正し、試合でも即実践してみせた。

 2年連続MVPの引き出しの多さと、優勝争いの中でも変化を恐れない柔軟さで放ったアーチ。8回2死一塁でも、左翼席最前列へ26号2ランを運んだ。右へ左へ。今季3度目の1試合2発で追いすがるDeNAにとどめを刺した。原監督も「1本目なんて打球は見えてないんじゃない?(ツイスト打法を)実戦でやりきるのは素晴らしい」とうなった。

 ツイスト導入後の4試合で15打数7安打と大暴れに丸も「ここまで結果が出るとは。びっくり」。5年ぶりのリーグ優勝へ、マジックは2つ減り7となった。「まだまだ厳しい戦いが続くけれど、チーム一丸となって優勝に向かって突き進んでいきたい」。歓喜の瞬間へ突き進むだけだ。(青森 正宣)

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