阪神・鳥谷“ラストマッチ”チケット発売　20分で完売の席種も

阪神・鳥谷（9月5日撮影・坂田　高浩）
Photo By スポニチ

　阪神は追加日程として9月30日に組み込まれた中日戦（甲子園）の入場券を同13日午前10時より電話予約とインターネットで発売を開始した。

　発売直後から20分ほどでホーム側（阪神側）の席では一部の販売サイトで完売の席種も出ている。雨天中止がこれ以上発生しなければシーズン最終戦になるとともに、今季限りでの退団が決まっている鳥谷にとっては阪神でのラストマッチとなる可能性があり、平日にも関わらず鳥谷の勇姿を見ようとするファンがチケットサイトに駆け込んでいる状況だ。

　鳥谷が退団を表明してからは甲子園のネクストに入るだけで、ファンがフェンス近くまで押し寄せて警備員が緊急出動する事態が起きるなど、虎党は退団を惜しんでいる。球場グッズショップでも鳥谷関連の商品は売り切れが相次ぎ、特にネームタオルは10日のヤクルト戦で再入荷したが、飛ぶように売れている。球団のグッズ担当者も「仕入れてはなくなり仕入れてはなくなり…という状況です」と驚くほど。退団による余波は今後も続いていきそうだ。