広島・九里 4回3失点KO…自己最多タイ9勝懸けた巨人戦で制球乱れ4四死球

[ 2019年9月13日 19:58 ]

セ・リーグ   広島ー巨人 ( 2019年9月13日    東京D )

3回、汗をぬぐう九里(撮影・木村 揚輔)
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 首位巨人との試合に先発した広島・九里亜蓮投手(28)が4回8安打4四死球3失点で降板。今季巨人相手に3試合を投げ防御率2.70と好成績を残していたが、この日は序盤から制球が乱れ90球を要し、5回の打席で代打を送られた。

 初回、巨人先頭の亀井に初球をいきなり中前へ運ばれ、丸に四球を許し1死一、二塁のピンチを背負うと、4番・岡本に適時打を許しあっさり先制を許した。だが、その後1死満塁のピンチを招くも2者連続凡打に打ち取り、最少失点に留めた。

 3回には2死満塁の場面では8番・小林に死球を許し、痛恨の押し出し。2点ビハインドとしたが、なおも2死満塁の危機を三振斬りで切り抜けた。

 1点の援護点をもらった4回には5番・阿部に適時打を打たれ1失点。1-3と再び2点を追いかける展開となった。この時点で90球を投じていたため、5回の打席で代打を送られた。

 九里は8月31日DeNA戦から2連勝と好調で、17年に並ぶ自己シーズン最多の9勝を懸けたマウンドだっただけに、悔しい降板となった。

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