広島・長野 竜キラー弾!今季4発中3本が中日戦 先発野村援護に「いい先制点になって良かった」

[ 2019年9月13日 05:30 ]

セ・リーグ   広島3-2中日 ( 2019年9月12日    マツダ )

4回無死、長野は左越えにソロ本塁打を放つ(撮影・奥 調)
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 両軍ゼロが続いた前半戦、一気にゲームを動かしたのは広島の長野だった。それも豪快すぎるひと振りで、だった。

 「打ったのはフォークです。(野村)祐輔が頑張って投げていたので、いい先制点になって良かったです」

 0―0の4回先頭。2ボール2ストライクから、阿知羅がおそらく低めボールゾーンに空振りを狙いにきたフォークボールが高めにコントロールミスしたところを見逃さなかった。高々と舞い上がった打球は左翼席上段へ消えた。自身7試合ぶりの一発で、本拠地マツダスタジアムでは、4月24日の中日戦以来5カ月ぶり。今季4発のうち3本が中日戦で、キラーぶりを発揮した形だ。

 試合後は、「(堂林)翔太がナイスヒットでした。僕のことはいいですから」と自身について語らず、劇打を放った後輩を称えた。2位・DeNAとはゲーム差なし。残り8試合は、この男の経験が大きな武器になる。

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2019年9月13日のニュース