オリ由伸、初タイトルへ隠れ防御率1位1・75 規定投球回クリア見えたあと19回1/3

[ 2019年9月9日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス0-2日本ハム ( 2019年9月8日    札幌D )

オリックスの先発投手・山本(撮影・高橋茂夫)
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 オリックス・山本が希望の光をともした。左外腹斜筋損傷から復帰して8月3日の西武戦以来の登板で6回を3安打1失点。CS進出が遠のく中、明るい話題を届けた。

 「立ち上がりはばらつきがあったが、5、6回にいい感覚をつかめた。力まずに投げられたので疲れもない」

 普段よりバランスを意識し、2回の王柏融ワンボーロンの打席では最速153キロを計測。150キロに迫るシュートやカットボールを駆使して6三振を奪った。「80球が目安」と臨み、首脳陣と話し合って6回84球で降りた。唯一の失点は3回1死三塁からの若月の捕逸。自責点はなく防御率を1・84から1・75へ上げた。

 離脱直前、張奕チョウヤクのプロ初勝利をかみしめた。寮のウエート室で夜遅くまで自主トレする姿を目にしていたからだ。「電気が付いていたら、だいたい張さんだった。みんなが喜ぶ理由が分かる。応援される選手は強いな…と思いました」。謙虚、感謝の気持ちをさらに強くし、治療に専念してくれた2軍のトレーナー陣に「頑張ってきます」と約束。有言実行の好投だった。

 あと3度の先発が可能で、規定投球回到達まで残り19回1/3。最優秀防御率の初タイトルが見えても「意識はするが、まずはチームの勝利を最優先に考えたい」と強調した。わずかに残る逆転Aクラス入りを健気に信じ、最後まで投げ抜く心意気だ。(鶴崎 唯史)

 B…天敵の金子にまたもやられた。6回無失点に抑えられ、3月30日の初対戦から数えて30回連続無得点。毎回走者を出しながら3回2死満塁で小島が空振り三振するなど決定打を欠き、西村監督は「やられ過ぎ。何とかしないといけないが、打者もいろいろな工夫が必要」と苦々しい表情で振り返った。引き分けを挟み、今季ワーストを更新する7連敗。前日に自力CS進出の可能性が消滅するなど浮上のきっかけが見えてこない。

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