関大、左腕・高野が立命大相手に完封!初戦完投に続く活躍で勝ち点ゲット

[ 2019年9月9日 16:38 ]

関西学生野球2019年度秋季リーグ 第2節第3日   関大5―0立命大 ( 2019年9月9日    皇子山 )

<関大・立命大>完封勝利を挙げた関大・高野脩汰
Photo By スポニチ

 関大が快勝し、春の王者・立命大から勝ち点をもぎ取った。関大が立命大から勝ち点を挙げるのは優勝した17年秋以来。左腕の高野脩汰(3年=出雲商)が完封勝利を挙げた。

 初戦で今秋ドラフト候補の坂本裕哉(4年=福岡大大濠)との投げ合いを1失点完投で制し、第3戦ではその上をいく完封という最高の結果で春の王者を撃破。「真っすぐもスライダーも、どっちも攻めていけるピッチングができた」と胸を張った。今春も立命大との対戦で初戦は完封したが、1勝1敗で迎えた勝負の3戦目では8回4失点で敗れ、勝ち点を逃していた。それだけに「リベンジみたいな感じでいけました」と笑顔。2回には自らのバットで左前に先制打を放ち、投打に大車輪の活躍にも「たまたまっすね」と照れくさそうだった。

 出雲商出身の左腕といえば、広島で通算148勝138Sを挙げた大野豊氏(スポニチ本紙評論家)の名前が真っ先に挙がる。「あんまりプロ野球を見ないので…」とプレーを見たことはないというが、最速は今春の関学大戦で記録した147キロで、来秋ドラフト候補にも挙がる逸材。エース右腕の肥後皓介(4年=広陵)をケガで欠く中での快投に、早瀬万豊監督は「成長したと思う」と賛辞を贈った。

続きを表示

2019年9月9日のニュース