近江16年ぶり近畿大会V!林優樹が11回完投、板坂決勝二塁打

[ 2019年6月2日 15:15 ]

2019年度春季近畿地区高等学校野球大会 決勝   近江7―5神戸国際大付 ( 2019年6月2日    佐藤薬品スタジアム )

<近江・神戸国際大附>優勝を決め喜び合う近江の選手達。右から4人目が先発の林(撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 近江(滋賀)が16年ぶりの近畿大会優勝を果たした。4―4の同点で迎えた延長11回、1死満塁の絶好機に「5番・一塁」で先発出場した板坂豪太内野手(3年)が右越えへ走者一掃の適時二塁打を放ち、決勝点を挙げた。U18日本代表候補の林優樹投手(3年)は5点を奪われながらも11回を投げ抜き、完投勝利。前日の智弁学園(奈良)準決勝でサヨナラ3ランを放った「3番・中堅」の住谷湧也外野手(3年)はこの日も3回のソロ本塁打を含む5打数5安打2打点と大活躍だった。多賀章仁監督は「林の粘投に尽きると思う。勝てたことより夏につながるいいゲームができたことが何より大きい」と喜びを語った。

 神戸国際大付(兵庫)は2点を勝ち越された7回、4連打で追いつくなど粘りを見せ、3点を勝ち越された延長11回にも福元収大捕手(3年)の適時二塁打で1点を返したが、あと一歩及ばなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2019年6月2日のニュース