DeNA 2年目右腕・阪口「令和のエース」へ高まる期待

[ 2019年5月4日 10:00 ]

DeNAの2年目右腕・阪口
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 新時代の幕開け早々、「令和のエース」への期待が高まる右腕がデビューした。DeNAの2年目・阪口皓亮投手(19)。5月3日の阪神戦(甲子園)でプロ初登板初先発すると、5回をわずか66球で2安打無失点。プロ初勝利はお預けとなったが、堂々たる投球を見せた。

 「連勝を止めたくなかった」と初回から気合十分。三者凡退で終えると力強くグラブを叩いた。「全打者に集中しているから初回から余力はない。余力を残せるほどの実力ではない」と謙そんするが、最速150キロの直球と、同じ腕の振りから放たれるカットボールを中心にテンポよくアウトを積み重ねた。「思った以上に自信になりました。今までで一番よかった」と確かな手応えを得た。

 2年ぶりに立った聖地のマウンドだった。北海で3年夏に出場した甲子園。初戦の神戸国際大付戦に先発して4回途中1失点と好投。自己最速148キロをマークして一躍全国区の存在となり、この年のドラフト3位でDeNAに入団した。そしてプロ2年目となった今年、春先にラミレス監督から「甲子園で投げたことがあるの?」と問いかけられ「あります。凄くいいピッチングができました」と答えた。「その言い方が自信に満ちあふれていたので、かなりのアピールだと感じて起用したよ」と指揮官。完全アウェーの敵地になっても、あの夏と同じように躍動した右腕は「高校とプロでは違ったけど、どっちもいい感じで投げられました」と胸を張った。

 5回を投げ終えるとベンチでバナナを食べて栄養補給。バナナといえば、同期で昨季新人王の東がベンチで食べることで有名とあって「トレーナーさんに渡されて、ちょっと食べるか考えました。まねしたくないし」と笑った。近いうちに再び訪れるチャンスへ「勝つことが先発の仕事なので、次はチームを勝利に導けるようにしたい」。無限の可能性を感じさせた19歳が、DeNAの新時代を明るく照らした。(記者コラム・町田 利衣)

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