ソフトB 東浜 今季目標は初の開幕投手と2桁完投、180投球回クリア「自分が先頭に立っていく」

[ 2019年1月13日 05:30 ]

マウンドから投球練習を行う東浜
Photo By スポニチ

 ソフトバンク・東浜巨投手(28)が12日、沖縄県うるま市内で自主トレを公開し、今季の目標に自身初の開幕投手と2桁完投、180投球回クリアを掲げた。昨季は右肩を痛めシーズン途中で離脱したが、今季は1年間、ローテーションの柱としてマウンドを守る決意を口にした。



 気持ちよさそうに汗を拭った。ランニング、遠投をこなした東浜が、マウンドに上がった。捕手を立たせて21球。セットポジションからカーブを交え、切れのいい球を投げ込んだ。

 「12月から動いているので、いい形で自主トレに入ることができた。今年は少しスローペースで自分の中で抑えながら3月後半に合わせられるようにつくっていく」

 昨季は1月の自主トレからハイペースで仕上げてシーズンを迎えたが、5月に右肩を痛め約2カ月間、戦列を離れた。「1年間通して上にいないといけない。チームに迷惑をかけられない。自分が先頭に立っていく」と、ローテーションの柱としてチームを支えることを誓った。

 マウンドに立ち続けるためにこだわるのが投球回。「去年は規定投球回に乗らず情けない。180(回)はいきたい。完投を目指して2桁はいきたい」。球団では1994年の吉田豊彦以来25年ぶりの2桁完投を掲げた。7年目で初の大役にも意欲を見せた。3月29日の開幕、西武戦に向け「投げたいですね。アピールしていきたい」と力強く語った。

 理想のエース像は、昨季限りで現役を引退した摂津氏。「尊敬しているし、いるだけで存在感がある。それがエース。そういう選手になりたい」と背中を追いかける。「大きな柱が1本2本あるとチームは全然違う。先発で勝つ試合が増えれば」と東浜。今季は1年間、フル回転し、チームを3年連続日本一に導く。

続きを表示

2019年1月13日のニュース