阪神 社会人トリオを1軍キャンプに帯同 矢野監督「自分の目で実際に見て判断する」

[ 2019年1月13日 05:30 ]

声を張り上げて練習する近本(撮影・奥 調)
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 阪神の矢野燿大監督(50)は12日、近本、木浪、斎藤の社会人トリオを1軍宜野座キャンプに帯同させる方針を示した。指揮官は「最終決定はまだ」と前置きしたうえで「連れていくよ。自分の目で見てどれくらい使えるのか、どれぐらいのものを持っているのか。自分の目で実際に見て判断する」と明かした。

 どれほどのポテンシャルや技量を秘めているのか。捕手出身の指揮官らしく、新人3選手の力量を自らの目でチェックしていく。俊足巧打でならす大阪ガス出身のドラフト1位・近本に加え、投打でHondaを引っ張ってきた内野手の木浪、本格派右腕・斎藤がその対象選手になる。即戦力として大きな期待をかける一方で、まずは環境面に慣れることを最優先で求めた。

 「社会人でいきなり出るのも相当大変だよ。環境にまず慣れるっていうか。近本にしても木浪にしても、出る可能性はもちろんある。斎藤だって、俺らはそういう競争に入ってくるだろうということで獲っているから」。1軍キャンプでアピールできるのか、それとも鼻をへし折られるのか――。取り巻く環境が激変する中、新戦力の力量と対応力を沖縄で見極めていく。

(吉仲 博幸)

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2019年1月13日のニュース