奨成 坂本勇打法で2年目の飛躍を 伸び上がる悪いクセ矯正へ

[ 2019年1月6日 05:30 ]

バレーボールVリーグのJTサンダーズ対FC東京の始球式でジャンピングサーブをみせる中村奨
Photo By スポニチ

 広島・中村奨成捕手(19)は5日、広島グリーンアリーナでバレーボールVリーグ・JT―FC東京戦の始球式を務めた。オフ期間は、巨人・坂本勇の打撃映像を繰り返しチェック。新打法で打力アップを目指す。また、今年の漢字一文字は「飛」を選定。2年目での1軍デビューを果たし、文字通り「飛躍」の年にする。

 バレーボール会場でも歓声があがるのは、期待の大きさが変わらない証といえる。広島を本拠地とするJTの始球式を務めた中村奨が見せたのは、完璧なジャンピングサーブ。「上出来です」。本業でもジャンプアップを果たすべく、今年の漢字一文字は「飛」に決めた。

 「“飛躍”の年にしたい」。1年目の昨季は2軍で打率・201、4本塁打、16打点。待望の1軍デビューはかなわず、今もシーズン中からの課題に取り組んでいる。

 「スイングしたときに伸び上がるクセを直さないといけない。下半身をどっしりとした打ち方にしたい」

 課題克服のヒントは、高校時代からチェックしてきた安打製造機に探し求める。「動画を見たりして、(巨人の)坂本さんを参考にしています。全部が参考になる。僕も坂本さんと同じでゆっくり大きくタイミングを取るタイプ。バットの出し方とかも参考になるので」。体が伸び上がることで外角に対応できない弱点も自覚。坂本勇は内角に強いイメージがあるが、そこへたどり着くまでには欠かせないプロセスがあったという。

 「坂本さんは外の球を(克服して)打てるようになったという話も聞いた」。情報収集も並行して“坂本打法”の予習は済ませた。

 今オフからトレーニングジム「アスリート」に通う。肉体改造を行いながら、実戦練習も積極的に取り入れた。昨年12月22日からの4日間は広島県内のグラウンドを借りて“ミニキャンプ”を敢行。「ビデオを撮ってもらいながらやりました」と、フリー打撃から守備練習まで1日約10時間、みっちりと修正点を確認した。

 「1軍に上がるために、まずは2軍の正捕手にならないといけない。1軍に上がれれば、いい経験になる」

 大野寮に入寮してからちょうど1年。入団時には“奨成フィーバー”と呼ばれるほどの脚光を浴びた。「去年は偽物の注目だった。本物の注目には結果を出すこと」。元日の初詣のおみくじは大吉。打撃フォームとは反対に、成績は思いっきり伸び上がらせたい。(河合 洋介)

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2019年1月6日のニュース