広島 早くも今季4度目の零敗 佐々木ベンチ待機、辰見スタメンも不発 新井監督「辛抱強くやるしかない」

[ 2026年4月27日 05:05 ]

セ・リーグ   広島0―1阪神 ( 2026年4月26日    甲子園 )

<神・広(5)> 8回、選手交代を告げる新井監督 (撮影・亀井 直樹)
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 広島は大竹対策が空振りに終わり、26日の阪神戦(甲子園)でリーグワーストとなる今季4度目の零敗を喫した。難敵攻略へ、佐々木泰内野手(23)を今季初めてベンチ待機させ、辰見鴻之介内野手(25)を「2番・右翼」で今季初先発させたものの不発。1分けを挟む今季4度目の3連敗で、同最多の借金7を抱えた。とりわけ打線は深刻で、直近8試合連続2得点以下。得点力をどう上げるのか、喫緊の課題だ。

 敵地に詰めかけた赤いファンが唯一盛り上がったのは1点を追う終盤7回だった。2死から菊池、大盛の連打と盗塁を絡めて築いた二、三塁の好機。打席の勝田は、しかし、カウント1―1からの低めツーシームを打って二ゴロに終わった。22歳は唇をかみしめた。

 「チャンスだったので初球から振っていこうと思ったけど、初球チェンジアップが内に来て頭の整理ができなかった。投球術に勝てなかった感じです…」

 配球やタイミングを巧みに変える難敵・大竹対策として組んだ打線は不発に終わった。開幕から全21試合にスタメン出場していた佐々木をベンチスタートとし、辰見が「2番・右翼」で今季初先発。4番にはモンテロを3試合ぶりに指名した。

 だが、描いたプラン通りにならないから、もどかしい。調整出場した24日のファーム・リーグ、ソフトバンク戦で5打数4安打3打点と打ちまくった辰見は無安打。昨年5月17日に大竹から来日1号を打った実績のある助っ人も音なしだった。

 辰見にとっては「1番・DH」で出場した24年4月6日のソフトバンク戦以来2年ぶり2度目の先発で、移籍後では初。「チームが勝てるように、勝ちたいと思って(打席に)入った。まだまだだな、と思います…」と悔しげに振り返った。

 「ずっとやられているので、何か変化を…と思って辰見を。ファームの試合で4安打しているし、塁に出たら足で圧力をかけられるし」と新井監督。得点できない打線には「各打者を見ても底は抜けていると思うので、辛抱強くやるしかない」と自らに言い聞かせるように語った。

 前日25日のドラフト1位・平川に続き、この日は佐々木…と、新世代の象徴というべき若鯉2人がスタメン落ちを余儀なくされる苦境。直近8試合連続で、消化した22試合のうち15試合が2得点以下という惨状では、浮上はおぼつかない。零敗4度は、リーグワースト。選手個々が自己責任で状態を上げるしかない。 (江尾 卓也)

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