軟式野球の甲子園開幕 河南、上田西が準々決勝へ

[ 2018年8月25日 05:30 ]

 第63回全国高校軟式野球選手権大会は24日、兵庫県の明石トーカロ球場などで開幕し、1回戦2試合が行われた。河南(大阪)は作新学院(北関東・栃木)に2―1で逆転勝ち。上田西(北信越・長野)は初出場の筑陽学園(北部九州・福岡)を1―0で下し、準々決勝に進んだ。16校が参加し、29日に決勝が行われる。

 《前田千金V打》河南(大阪)が逆転勝ちした。0―1の5回、花園の左前打で追い付くと、前田が変化球を右前に運んで勝ち越し「とにかく食らいつこうと思っていた。勝ててよかった」と胸を張った。過去9度の優勝を誇る強豪の作新学院を破っての1勝。殊勲の2番打者は「まずは4強入りを目指したい」と意欲を見せた。

 《桜井丈 反省も9回途中零封》上田西(長野)は桜井丈が9回途中まで1安打無失点。「最後まで投げきらないと」と反省を口にした。走者を背負っても、1メートル67の小柄なエースは動じなかった。6回に3四死球で招いたピンチは、三振で打ち取った。「調子は悪かったけど、何とか抑えられた」と安どの表情で振り返った。

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2018年8月25日のニュース