打倒・大阪桐蔭果たせぬまま…智弁和歌山・高嶋監督勇退

[ 2018年8月25日 10:00 ]

勇退会見で思い出を語る智弁和歌山・高嶋監督(撮影・後藤 正志)
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 春夏の甲子園大会で歴代最多68勝を誇る智弁和歌山の高嶋仁監督(72)が25日、同校で午前10時から会見を開き、勇退することを発表した。

 高嶋監督は海星(長崎)で2、3年時に夏の甲子園に出場。日体大を経て1972年、智弁学園(奈良)の監督に就任。春2度、夏1度の甲子園出場へ導いた。

 80年に兄弟校の智弁和歌山に移り、創部2年目の無名校を春12度、夏23度出場の強豪に育て上げた。甲子園大会の初優勝は94年春。夏は97年と00年の2度全国制覇を果たしている。

 今夏の100回大会は初戦で近江に敗れた。後任は同校OBで阪神、楽天などで活躍した中谷仁氏となる見通し。同校では17年からコーチを務めていた。

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